ここにきて、衣料品の消費動向の変化を如実に感じています。
我が身を振り返ればわかることなのですが、インターネットショッピングの比率はますます増えて、お店によっては売り上げの半分を占めるというところも出てきているようです。
われわれハイエンドの商品を扱う店は、高を括っていたのです。
ネットで売れるのは価格の安いものだけで、われわれの扱う高額品は従来通り対面販売で売っていけるだろうと。
ところが状況は変わってきて、あたふたしているというところが現状だと思います。
お店で売り上げを伸ばしているのは、ターミナル駅に直結する駅ビルの店舗です。
これを見てもいかにショッピングにとって利便性が大切かということがわかります。
例えばデートでランチをした後に、お気に入りの路面店まで散歩をして、買い物をして帰る、という行為がもうすでに過去のものになってきているようです。
忙しいし、ゆったりと買い物なんかしていられない。
安くて早くて便利なショッピングがなぜいけないんだ?ということなのでしょう。
ただ、ひとつ言えるのは、これからも色々なことがどんどん変わるだろうということです。
今、良いとされているネットショッピングがこの先どうなるのかもわかりません。
高齢化と共に日本人は「モノ」を買わなくなるのかもしれません。
そうしたらヨーロッパの大都市のように外国人観光客をターゲットにしなくてはなりません。
正直、ファッションマーケットの未来はだれにもわからないのでしょう。
買い物にロマンを求める私としては、心寒いばかりですが、現状は現状として把握してこれからの対策を考えなければなりませんね。
やれやれ。
😥
- 2017/11/25(土) 18:32:04|
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