ミラノ滞在中のある日、ホテルに戻るとエレベーター内に張り紙が、「月曜10時半からの最後の晩餐のチケットが4枚あります。ご希望の方はフロントまで」。
「最後の晩餐」はイタリアに来た最初の年、それこそ25年以上前に一度見たきり、改修作業が終わってからは見ていません。
ちょうど火曜の午前中はアポイントもないし、「最後の晩餐」のある修道院はホテルから歩いて10分ほど、
朝食後の散歩のつもりで出かけることにしました。
厳重に空調管理された広々とした部屋の片側に「最後の晩餐」がありました。
以前よりも色彩もくっきり、各人の表情もとてもよく見てとれます。
「この中に私を裏切った人がいます。」と言われた時の各人の態度、表情、現代にも通じる普遍的なものですね。
さすがレオナルドダヴィンチ。
ちょっと贅沢な朝の散歩でした。
- 2015/07/18(土) 15:17:02|
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