8月15日(金) 人間国宝 柳家小三治 師匠の落語を聞きに有楽町のよみうりホールへ。
人間国宝の話題もあって、ただえさえ手に入りにくいチケットを取るのが大変です。
人間はひとつのことを突き詰めると名人と呼ばれる域まで達するのでしょうが、その高座は正に名人芸と呼んで差し支えないものでした。
文章でうまく表現することはとても難しいのですが、シンプルで柔らかくて軽い、音楽や文学や演劇や映画などではなかなか得られない味わいです。
得てして我々は年と共にメンタルもフィジカルも強く硬くなりがちです。
わたしなどはどんどん頑固になっていくようでコワイ。
それにしても、その軽さ柔らかさ。
ひとつのことをやり続けた上での最終形態としては、ひとつの理想的なかたちであると強く感じました。
もし落語に少しでも興味をお持ちの方は高座をぜひ一度見ておかれることを強くお薦めいたします。
- 2014/08/17(日) 17:09:48|
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