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STEVE BLOG 洋服の着方

青山のセレクトショップのオーナーが書くメンズファッションを話題の中心にした日記

時シラズ 処シラズ

 私にとって重要なポイントのひとつに「その商品がどこで作られているのか?」ということがあります。
たとえばイタリアであれば、どの地方のどこで作られているのか、その街は海沿いなのか、山の中なのか、どんなところでどんな人たちが作っているのか、そんなことが私には気になるのです。

色やデザインがいかにもその街の雰囲気を漂わせていたりするとうれしくなってしまいます。
その土地の空気は多分に商品にも反映されているようです。
海の青や山の緑、土のブラウンや雪の白・・・

その歴史も多分に商品に反映されます。
古くからその土地に根付いた産業の歴史や伝統、代々受け継がれた時間が商品に重みや風合いを加味するのです。
そんな時間も大切なファクターのひとつ、まったく侮れません。

それらお金では買えないものがモノに深みを与え、愛着を生むのです。
どこで作られたのか、どんな生産背景でつくられたのか、わからない品物は味気のないものです。
バックグラウンドがまるでない・・ただそこに価格とモノがあるだけです。


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  1. 2013/05/16(木) 17:26:21|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

 「時シラズ、処シラズ」を読んで、「不易」という言葉を連想しました。いつの時代・場所にもよらず、変化しない、本質的な事柄やモノ、ということでしょうか。
 丈夫でしっかりとした生地を使って、丁寧に仕立てられたクロージングであれば、「親シラズ」という言葉も加わるように思います。(誰が着ていたのか、わからないほど長持ちする洋服という意味です。そんな洋服は、最近の古着屋さんでは、もう見かけなくなりましたが--.)
  1. 2013/05/21(火) 22:22:03 |
  2. URL |
  3. unknown #-
  4. [ 編集]

コメントありがとうございます。

そうですね。
確かに本当に良いものはどんどん少なくなっていくような気がします。
モノとヒトの関係も変わっていくのかもしれません。
すこし寂しい気持ちになりますね。

石内


  1. 2013/05/23(木) 13:39:41 |
  2. URL |
  3. Steve #-
  4. [ 編集]

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Author:kamakuraya690
2005年、8月に青山にメンズインポートウェアのブティックがオープン致しました。
オーナーでバイヤーでもある私が商品の紹介やファッションに関する話題、海外出張での情報などをお知らせいたします。
ぜひご一読ください。

STEVE 石内良樹

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