誠に残念なお話なのですがここに来まして値上げラッシュです。

私共が扱うヨーロッパからのインポート品に関しましては、大きく二つの要因の為に価格を上げざるを得ません。
一つ目は為替の問題です。
仕入れ価格は、ユーロもしくはポンドの為、円安が進めば進むほど価格は高騰致します。
USドルほどではないにしろ今年の春夏物をオーダーした今年の2月と比べるとそれはそれは高くなっております。

二つ目は取引メーカーの値上げです。
通常はシーズン途中での値上げなどありえないのですが、いくつかのメーカーから「価格を少し上げさせてください」、という連絡が来ております。
イタリアでのその主な要因は電気代です。それに伴う原材料の値上げで自社工場を持っているメーカーは本当に厳しくなってきています。
今年に入って電気代は三回値上げされ、昨年と比べて約2.5倍から3倍となっているようです。
月に100万円の電気代を支払っていたところは現在300万近い電気代を負担していることになります。
イタリアのエネルギー問題はかなり深刻で、戦争がとても大きな影を落としています。

それ以外にも海外からの運送費の値上がり等もあり現状の価格を維持することがなかなか難しくなってきました。
品質の高い品物を直輸入してできるだけ手頃の価格で提供するというモットーでこれからもやっていきますが、今回は少し価格を変更せざるを得ない場合が出てきます。

どうか平にご容赦くださいませ。

店主敬白

前回のブログでも書きましたが、このコロナ災のおかげで現在、映画と料理にのめり込んでおります。
ブログを始めるときにおすすめランチや映画のブログは決して書くまいと誓ったのですが、ここに来ましてあえなく挫折でございます。

映画に関して言いますと人によって映画の好みは千差万別、人から勧められた映画が自分の好みに合うことはまれであるというのが定説です。
私の場合、ジャンルは特に問わないのですが自宅でサブスクリプション2つとレンタルDVDを駆使してみたい映画を探しております。
それでも見つからない場合は意外に意外、YOUTUBEで見ることが出来たりするから面白いものです。

今日はYOUTUBEで見られるお薦め映画を3本ご紹介いたします。

「サンドイッチの年」　
1988年フランス映画、パリに出てきたユダヤ人の少年の物語。日本語字幕あり
https://www.youtube.com/watch?v=aeu5pbqNZHA&t=565s

「ステーションエージェント」
2003年アメリカ映画、小人症の男性の物語、日本語字幕なし
https://www.youtube.com/watch?v=aU_ao8MQnZ8

「オールド　ヘンリー」
2021年アメリカ映画、西部劇、日本語字幕なし
https://www.youtube.com/watch?v=HYdAqiLX6Zc

日本語字幕がない場合は事前に検索して映画のあらすじを調べておくと混乱することなく映像だけでも十分楽しめます。
また、英語字幕はあるので表示すると聞き取れなくても英語字幕である程度の意味が分かるのでお勧めです。
もちろん英語の勉強にもなりますのでぜひ楽しんでくださいませ。
3本ともとても面白いです。