イブ・サンローランは、1964年に自分のブランドをスタートさせ、60年代から70年代にかけて次々と革新的なコレクションを発表し続けて一世を風靡した天才的なデザイナーです。
今回、モロッコのマラケシュに新しくイヴ・サンローラン美術館がオープンしました。
(同時にパリのイヴ・サンローラン美術館もリニューアルしました。)
彼はマラケッシュを愛してそこに住み、次々と素晴らしいデザインを生み出したのです。
ニュースやフランスの友人からの情報で美術館オープンのことは知っていたのですが、訪れてみて本当に良かったです。
彼がデザインしたオートクチュールを実際目にしてみるとそのクオリティの高さに圧倒されます。
デザインの完成度、素材の素晴らしさ、色の組み合わせ、刺繍の美しさ、普段レディースの服はほとんど見ないのですが、今、店で取り扱っている手作りの服と同じ方向性の素晴らしさを感じて、眼と感性の保養をした気分です。
次の滞在地パリでもリニューアルしたイヴ・サンローラン美術館に行ってしまいました。
今回の旅はイヴ・サンローラン三昧です。
- 2018/02/24(土) 17:21:36|
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2018年秋冬のヴィンテージファブリックのご用意ができました。
先日のヨーロッパ出張で買い集めてきたものです。
お好きな生地をお使い頂きまして、スーツやジャケットのオーダーが可能です。
現在の生地メーカーも良いものをたくさん作っていますが、やはり古い生地には古い生地の良さが確実にあると思います。
ぜひ、一度ご覧ください。
(各色、1着分ずつの生地しかありません。ぜひ、お早めに!)
- 2018/02/17(土) 19:28:15|
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1月21日より2月5日まで、2018年秋冬の買付けの為にヨーロッパに行ってまいりました。
なかなか楽しい旅でした。
ミュンヘン経由でナポリ深夜着、空港からホテルまでのタクシーは相変わらずのナポリグランプリ。
別にそんなに急いでないんですけどね。疲れすぎていてもうどうにでもなれ、という気分。
翌日も仕事が押してお昼を食べそこなう。

フィレンツェに着くといつもほっとします。
いつものホテルにいつものトラットリア、やはりほっとする味。
調子に乗ってデザートワインを飲んでホテルに歩いて帰る途中、弦楽四重奏のストリートミュージシャン、夜のフィレンツェはクラッシックが似合います。

ボローニャにちょっと寄ってからパルマへ、どちらも住みやすそうな美しい街、さすがパルマ、駅で食べるサンドイッチの生ハムもとても美味しい。
おみやげに生ハムとパルメザンチーズをと考えるが、重いので今回は断念。

ミラノ着。
アイ・ラブ・ミラノ!
定宿でお帰りなさいと歓待されて上機嫌。
仕事もがんばりました。
ちょうど滞在中のお店のお客さんと会食、楽しかった。


朝4時27分発のマルペンサエクスプレスで空港へ、モロッコへ向かう。
ターミナルも一番端っこ、LCCは辛いよ。

マラケシュ堪能。
アフリカとフランスとアラブが混在する不思議な街。
癖になります。
リヤドに泊まりスークを歩き回り、新しくできたイヴ・サンローラン美術館に感激。
この後、パリのイブ・サンローラン美術館も訪問。
スークで友達になったおじさんからアンティークの箱を買う。
「領収書ちょうだい。」といったら「俺は字が書けない。」と言われて絶句。


パリ。
パリの街はいつでも美しい。
今年は雨が多くてセーヌ川が溢れそうです。
こんなに毎日おいしいものばかり食べていていいのでしょうか・・・
いつも行くビストロに日本人のギャルソンがいたので話しかけたら、ベトナム人だった。
あんなに日本人に見えるベトナム人は初めてだ。



ユーロスターに乗ってロンドンへ。
電車で2時間半で国が変わるとついていけない。
左側通行の街、ロンドンも雨。
ナポリのハンドメイドの服を着て、サヴィルローを歩くのもなかなか楽しいものです。

2月5日無事東京着
今回の出張もとても楽しかったです。
お疲れ様でした。
- 2018/02/10(土) 19:24:15|
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