旅慣れるということはいいことなのか、どうなのか。
ここのところ海外にいても緊張感がありません。
東京にいるときとまるで変わらない気分でフラフラしているので、こんなことが起きる。
生まれつきお酒にはとても弱い方なのですが、やはりイタリアやフランスのワインは美味しいもの。
食事を美味しく食べるためにもちょっと飲んだりしてしまうのです。
フィレンツェには、デザートワインとして有名なヴィンサントがあり、これをカントゥッチと呼ばれているヴィスコッティを浸して食べるのですが、これがまたとてもおいしい。
フィレンツェのある夜。
食後のヴィンサントを飲んで上機嫌でタクシーでご帰還。
支払いを済ませ、領収書をもらい、ホテルの前で降りてゆっくりホテルに向かう途中、「あれれ、お財布がない・・」、ポケットにもない、鞄にもない、どこにもない。
これはタクシーに忘れたな。
ちょっと血の気が引きました。
その日はたまたまちょっとした額の現金と仕事用のクレジットカードを入れてあったのです。
すぐにホテルのフロントでタクシー会社に電話をしてもらいます。
汗。
こういときに領収書はとても便利。
汗。
待つこと15分。
フロントのおねえさんがニッコリして、「ありました。」「ドライバーが15分くらいで届けてくれるそうです。」
15分後、タクシードライバーのお兄さんが、「中身を確認して。」といって届けてくれました。
さっき、この運ちゃん運転粗いなぁ、と思っていたのですが、天使に見えます。
日本は、忘れた財布が届く国として有名ですが、イタリアもそうでした。
ありがとうございました。
- 2017/02/04(土) 12:58:20|
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