体型とおしゃれとは非常に微妙な関係にあるようです。
例えば、すごく体を鍛えたからといってジャケットやスーツスタイルが必ずしも似合うようになるとは限りません。
スポーツ選手がユニフォーム姿がいちばん格好よく見えるように、身体を絞り過ぎても、筋肉をつけすぎても、それらはプラスに働かないことが多いのです。
何年前のことでしょうか。
今はなきパリの老舗ブティック、アルニスでのことです。
大柄でもしゃもしゃ頭にものすごく分厚いべっ甲のメガネをかけた紳士が店に入ってきました。
その紳士はそれはそれは大きなおなかをしていたのですが、その彼が着ていたのはとても大きい格子のツィードのコートでした。
色はローデングリーンに赤と黄色のウインドウペインで、非常に目立つ色合いでした。
そして、その紳士はとてもおしゃれで素敵に見えました。
黒っぽいのスウェードのサイドゴアブーツに金茶のコーデュロイのスラックス、前述のコートの上には生成りの手編みに見えるカシミアのマフラー。
「こんなにオシャレで素敵にみえるのならばダイエットなんて忘れて、少し大きいおなかを抱えていた方が良いのではないか。」と彼を見ながら本気で考えたものです。
もし彼が標準的な体型だったら、おそらくあそこまで魅力的には見えなかったと思います。
続いて店に入ってきた奥様のそれはそれはきれいなこと。
彼はニコニコしながら美人の奥様と一緒にショッピングを始めました。
ここのところ痩せてきて、少し服が似合わなくなってきたと感じている私はそんな出来事を思い出しました。
中年の男性は少し太っている方が服が似合うのかもしれませんね。
- 2016/09/24(土) 19:35:34|
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東日本大震災から明日で5年半。
あの時、いったい何が起こってどうなったのか?
当時、首相補佐官であった寺田学さんの書いたブログを元にしたハフィントンポストの記事が面白い。
http://www.huffingtonpost.jp/manabu-terata/earthquake_japan_b_11757078.html
政府のバタバタぶり、東電との温度差、あ~こういう感じだったのね、といま改めて思います。
ドキュメンタリー映画が大好きな私にとってはとても臨場感あふれる文章で、仕事中なのに思わず一気に読んでしまいました。
まずい・・予定の仕事が終わらない・・
- 2016/09/10(土) 18:27:48|
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8月の終わりに京都に行ってきました。
ここのところ半年に一度京都に遊びに行くのが恒例になっています。
祇園祭や大文字が終わった京都は人も少なく、やたら暑いのを除けばとてもたのしい滞在です。
考えてみると普段の東京での生活にはないものが確実に残っている街で、ぶらぶら歩いているだけでほんとうにリラックスできます。
古書店、喫茶店、骨董市、お寺、色町、普段はあまり行かない場所にも顔を出して、「ふむ、ふむ」などと言いながら京都に浸るのはそれはそれは楽しいものです。
みなさんもここのところいっていなければぜひ。
写真は、夜の祇園白川。
満月でした。
- 2016/09/07(水) 15:53:58|
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