夏休みに京都に行ってきました。
紫野にある大徳寺は大好きなお寺。
8月も20日を過ぎているので人出が少なく、私が大徳寺の中にある一つのお寺を訪ねた時はたまたま誰もいませんでした。
本堂に入り、お庭の方へ行くとご住職さんと鉢合わせ。
「こんにちは。」
「どこからいらした?」
「川崎です。」
「ほー川崎・・お仕事は何をなさっている?」
「洋服屋をやっています。」
「洋服屋さんか・・毎日忙しいでしょう・・まぁ座んなさい。」
庭が見える廊下に座布団が敷かれて、庭を見ながらの即席の座禅教室が始まってしまいました。
「毎日、仕事のことばかり考えていらっしゃるだろう。 そう、もっと背筋を伸ばして!ゆっくり息を吐く、その時におなかの奥に力を入れて、そうそう、そうすれば色々なことが浄化されて体の外に出ていく、金玉もデカくなる!」
いまさらデカくなってもなぁ~なんて思いながらも約30分、ご指導いただきました。
いゃ~楽しかったな。
なにかすっきりした。
出家するなら禅寺だ。
お礼に自家製の大徳寺納豆を買ってお寺を後にしたのでした。
やっぱり京都は色々と勉強になるな。
- 2015/08/29(土) 13:32:21|
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音楽というものはとても不思議なものでときどきふとした時に心の奥底に深く届くことがあります。
ミラノの夜、ホテルから夕食のためにドゥオモ広場を通り抜けようとしていました。
昼間の強い日差しの後に訪れたひんやりとしたとても気持ちの良い夜で、歩いていても鼻歌交じりです。
一人のストリートミュージシャンがギターを奏でていたのですが、これがその時の空気感にピッタリで、「いゃーいいね・・」などと思いながら傍らを通り過ぎたのでした。
夕食後同じ場所を通りかかるとまだ彼の演奏は続いていました。
これがまたとても心に沁みるのです。
立ち止まってしばらく演奏を聴いていました。
1曲聴いて、もう1曲、結局気が付いたら彼の自主製作のCDを買っていました。
「日本から来たの?」
「そう。」
「俺の演奏どう?」
「いいねぇ~」
彼はニヤっと笑うとまた1曲弾いてくれました。
やっぱりミラノの夜は楽しいな。
- 2015/08/22(土) 16:06:35|
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2016年春夏にご利用いただけるヴィンテージファブリックのご用意ができました。
今回は主にミラノで手に入れたものです。
それぞれ1~2着分になりますので、もし、パーソナルオーダーでのご利用をご希望の方は早めにお申し付けください。
気に入ったヴィンテージファブリックを使って、ナポリのテーラーに手縫いで仕立てさせるジャケット。
こんなに贅沢なことはありません。
ワンアンドオンリーの特別なジャケットが出来上がります。
- 2015/08/08(土) 17:31:35|
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靴はファッションの要だとはよく言われることで、もっともお金をかけるべきアイテムとも言われています。
ここ何シーズンか、ドレスシューズのメーカーを探していました。
まず、うちのウェアに合うこと、メーカーの姿勢に共感できること、価格が15万円以下であること、納得できる作りであることなどがその条件だったのですが、これがなかなか見つからない。
イタリア・イギリス・オーストリアと見て回ったのですが、見つからず半分あきらめかけていたのです。
しかし、人間何事もあきらめてはいけないということでして、ハンガリーで上記の条件に合うメーカーが見つかりました。
とりあえず始めてみましょうということで今月中旬から展開致します。
みなさまご期待くださいませ。
- 2015/08/01(土) 17:10:02|
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