さて、あっというまに2014年もおわりを迎えようとしています。
なんとか今年一年間にあった色々なことを思い出して、一年間という期間を自分の中に留めておき、その長さをしっかりと把握したうえで、自分の残りの人生のプランを立てようと毎年のように試みるのですが、試みれば試みるほど一年間という長さは、曖昧になり、霧や霞の中に隠れてしまうように曖昧模糊になってしまいます。
性格的にあらゆることを自分の中ではっきりさせて把握しておきたいのですが、いつもこの試みはうまくいかず、まぁとりあえず今年のことはすべて忘れて、「来年いちからまたやっていこう!」ということで終わってしまいます。
そうして気がつくと進歩がないままにすぐ10年位経ってしまいそうで怖いのですが、これが時の流れというものなのかもしれません。
さて、来年も花粉症や熱中症やインフルエンザに気をつけていると一年がすぐ終わりそうなのですが、みなさまに少しでも喜んで頂ける店を続けていければと真面目に思っております。
一年間本当にありがとうございました。
来年もぜひよろしくお願い致します。
よいお年をお迎えください。
Steve
石内良樹
- 2014/12/28(日) 17:27:59|
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さて、先週のブログに掲載した写真は、今はなくなってしまったパリ左岸の名店、アルニスのウィンドウです。
このアルニスのように世界各地で歴史ある個性的な店がなくなっていきます。
私は元来個性的な小さな店が大好きでそれが何を扱う店であろうが、その存在はその街のひとつの文化だと思っています。
当然、街歩きの最大の楽しみは、そんなお店を見て歩くことであり、そしてわたしが良く訪れるヨーロッパの街には必ずそういうお店がたくさんあったものです。
ここで過去形になるのは、そういうわたしのお気に入りのお店たちが次々となくなり、その後には必ず大手ファッションブランドの店が出店していっているからです。
こと洋服に関していえば、個性的な店があることでその街独自のファッションスタイルというものが出来上がっていて、その街でなければ買えないものが必ずあったのです。
そしてそれぞれの街には独自のスタイルが存在していて、そこにはその街の文化的背景やそこに住む人々のセンスが反映されていました。
わたしにとってはそれがたまらない魅力であったのです。
もちろんリーズナブルなファストファツションや世界中どこでも買えるメゾンブランドを全否定するつもりは何のですが、そこにはわたしの求めるものは存在しないのは確かなのです。
東京にも、もっと個性的な(できたら個人経営の)洋服店が増えるといいな、と思っています。
そして、そういうお店たちにインスパイヤされたいろいろなスタイルのオシャレな人たちが闊歩する街になれば、もっと東京が好きになると思うのですが・・
さて、来年は「うぁ~いい店ですね!」と言えるお店が何件見つかるでしょうか?
- 2014/12/14(日) 13:56:15|
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通勤には小田急電鉄を利用しているのだけれど、最近は本当に良く電車が遅れます。
その理由は様々なのだけれど、「またか!」と思いつつこちらにはどうすることもできません。
とはいえ5分、10分程度の遅れが大半で、良く考えればそれほど大そうな出来事でもないので、
そんなことでイライラするライフスタイルの方に問題があると考えた方が良いのだと思っているのですが・・
さて、今シーズンは商品の納期遅れも甚だしいのです。
メーカーからの納期遅れにはいくつか理由があるのだけれど、考えられるのは、素材の納品が遅れること。
メーカーは素材メーカーから生地(若しくは革)を仕入れているのだけれど、そこからの納品が遅れるのです。
その他には、工場の生産管理が杜撰、キャパシティ以上のオーダーを受けてしまう、
お店(もしくは代理店)がお金を払わない、などなど・・
今シーズンはテイラーがサッカーでけがをして、納期が遅れるケースもありました。
お待たせを致しましたみなさま、本当に申し訳ございません。
実はまだ1社納品を待っているメーカーがあります。
前代未聞の12月納品です。
来週には届く予定ですので今しばらくお待ちくださいませ。
さて、ここでクイズをひとつ。
今週の画像のウィンドウはどこのお店でしょうか?
正解は来週のブログにて。
- 2014/12/06(土) 13:02:37|
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