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STEVE BLOG 洋服の着方

青山のセレクトショップのオーナーが書くメンズファッションを話題の中心にした日記

アルフォンゾ

ある日の夕方ナポリから電話が・・・

通常仕事のオファーや営業はメールが一般的なのですが、それはイタリアはナポリのこと、突撃営業です。
以前少し取引をしていたテイラーなのですが、ここ何年かはご無沙汰していました。

お互いが母国語でない言葉を使って電話でビジネスの話をするということはあまり良いことではないのですが、そんなことは気にも留めずイタリアなまりの英語で捲し立てるアルフォンゾ。

彼が巨体をゆすりながら汗をかきかき(おそらく)電話をしている姿は容易に想像できるのですが、その焦りまくっているモノ言いからかなりの勇気を振り絞って直接電話をしてきたんだなということが感じられます。

自分の言葉が相手に届くまでの微妙な時間がイタリアとの距離を感じさせる国際電話ですが、そのうちになぜか彼がパパと変わるからと言い始め、気がついたら彼のお父さんとも話していました。このまま話していると彼の家族全員とあいさつをしなくてはならなくなりそうなので、結局次の6月にナポリで会うことになってしまいました。

こんな風にメーカーから直接電話で仕事の引き合いがあることはまれなのですが、それだけイタリアのビジネスの状態が厳しいということなのかもしれません。
まぁ出来るかどうかは分からないけれどとりあえず会ってみることにするか・・

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  1. 2014/04/30(水) 13:02:59|
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ケアレスミスの王様

通常、着丈や袖丈などはメーカーの長さよりも少し短く指定して商品を作ってもらいます。
しかし、それはイタリアのこと、時には予期せぬことが起こるのです。

Tシャツやポロシャツの長さは、あまり長いと恰好の悪いもの。
昨今の細身のプロポーションのこともあり、メーカーの長さよりも5cm短くしてもらいました。
ところがところがどこでどう間違ったのか、ダブルで短くしてしまい、届いたTシャツは10cm短くなっていました。
あれま。

試着をしてみるとおへそは出ないもののやはり微妙に短い。
私、身長172cmでサイズ46着用。
こりゃだめだな。

さて、これを一体どうしたものか?
シーズンの終わりにはメーカーに返せるもののせっかく日本まではるばる来たTシャツくんたち、ご希望の方には少しお安くしてお分けすることにします。

ちなみに色は紺・ベージュ・ブラウン・グリーンの4色、着丈はそれぞれサイズ44(59cm)・46(60cm)・48(61cm)・50(62cm)となります。

ご希望の方はご遠慮なくお問い合わせください。
お待ちしております。

やれやれ。

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  1. 2014/04/22(火) 18:15:47|
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フレスコ

フレスコとはイタリア語ではフレッシュという意味になります。
そのフレスコという名前は生地でも良く知られていて、調べるとアフリカの街の名前からきているようです。

少し硬い感じのざらっとした質感のウール素材で、少しひんやりとした肌触りで私の中ではイタリア語のフレッシュという意味がとてもしっくりくる印象です。

硬く荒くざっくりと織った素材は皺になりにくく、重さの割には通気性が良いことなどから日本の高温多湿の気候にはとても向いていると思っています。

丁度今の季節、日差しには初夏の兆しが感じられるけれど空気は乾いてひんやりしている季節になると私は無性にこのフレスコ素材が着たくなります。

色も単色なのに微妙に色の濃淡がついているような控えめな印象でとても好感が持てます。
現在はネイビーのジャケット、カーキのスーツ、グレイのスラックスなどなど、気がつくとワードローブはフレスコだらけなのですが、次はライトグレイのスーツなんかが欲しいな、などと考えております。

初夏のワードローブにフレスコが入っていない方はぜひ一度お試しください。
フレッシュな気分にさせてくれますよ。


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  1. 2014/04/15(火) 17:47:50|
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今週のお言葉

「その男のスタイルが本物かそうでないかは、彼の使っている傘とソックスで分かるよ。」

えーマジですか・・・
うちにあるビニール傘と穴の開いたソックスを隠さなければ・・・


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  1. 2014/04/09(水) 13:55:10|
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花見の酒

えー落語のおはなし。
金はないけど酒は飲みたい八五郎と一八、桜が満開の向島へ酒を担いでいって売れば大もうけできると考える。
馴染みの酒屋を拝み倒して付けで酒と樽と天秤棒と釣銭を借りる。

二人で天秤棒を担いで向島へむかう途中、後棒を担ぐ八五郎は漂ってくる酒の匂いに堪らなくなる。
懐を探ると釣銭として借り受けた五銭が・・・
我慢できずに先棒を担ぐ一八に五銭で酒を売ってくれと頼む。
言われた一八、「俺は商人だから金を払うやつにはどんな奴でも酒を売るよ。」

うまそうに酒を飲む八五郎をうらやましそうに見ていた一八がこんどは後棒。
やはり酒の匂いに堪らなくなった一八は、さっき八五郎から受け取った五銭で酒を売ってくれと頼む。

二人で釣銭の五銭をやったり取ったりして酒を売り合い、向島に着くころにはへべれけ・・・
お客が寄ってくるが樽の中はすっかり空っぽ・・・

この噺を聞くと必ず自分が今やっている商売のことを思い出します。
スティーヴももうすぐ10年目です。

桜が満開です。


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  1. 2014/04/01(火) 14:05:35|
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プロフィール

kamakuraya690

Author:kamakuraya690
2005年、8月に青山にメンズインポートウェアのブティックがオープン致しました。
オーナーでバイヤーでもある私が商品の紹介やファッションに関する話題、海外出張での情報などをお知らせいたします。
ぜひご一読ください。

STEVE 石内良樹

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