FC2ブログ

STEVE BLOG 洋服の着方

青山のセレクトショップのオーナーが書くメンズファッションを話題の中心にした日記

マラケシュの商人

 マラケシュは古くから市が立った場所で、砂漠をラクダに荷物を乗せてやってきた行商人たちが色々な商いをしてきたところ。

その伝統は今に受け継がれていて、スーク(市)を歩く私に商人たちの色々な声がかかる。
「ジャポネ!」「トウキョウ!」などはふつうで中には「アキハバラ!!」「ガンバオオサカ!!」などという呼び声も・・・「お前ぜったい日本にいただろ?」といいたくなる不思議な掛け声連発・・・

ガイドのユセフさんから「相手にするとしつこいから無視した方がいいよ」といわれていたのでひたすら無視、そのまま歩き続けると知らない間に迷路のようなスークの奥深くに・・完全に迷ってしまった。

そこにこんどは道案内人が登場、「広場に戻りたいんでしょ、こっちこっち」「アー親切な少年だ。助かったぜ。」とおもっていたら彼も立派な商人、「はい、道案内代、10ディルハムちょうだい」と笑顔で請求。

温室育ちの日本人はやはり世界中どこに行ってもいいカモだな。
同じ商人としてこの姿勢は見習わなくては。


IMG_0225.jpg
  1. 2013/03/31(日) 14:28:07|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ジーンさんのこと

 ずいぶん古くからの友人であるジーンクレールさん、世界中を飛び回るファッション雑誌のディレクターです。
本当に心の底からファツションを愛していて、話し出すと止まりません。

ブランドやモードでなく、男が男らしく見えるトラディショナルなファッションを愛するわれわれはちょっとした同士の様なもの、「パリのあの店のネクタイは素晴らしい!」「ニューヨークのアットリーニの店をどう思う?」
「ナポリのロンドンの肩付けの違い。」「古いメンズのファッション雑誌はここで買える。」などなど話題は尽きません・・・

年をとったらこういう風になりたいと思える数少ないひとの一人です。
あの聞き取りずらいブロンクスなまりの英語もカッコイイ・・

そのジーンさんの取材でGQ日本版5月号にスティーヴが登場!見てね。


IMG_0459.jpg
  1. 2013/03/24(日) 15:01:46|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

礼服の問題

自分のワードローブの中で礼服はかなりかわいそうな立場にあります。

まず、購入したのはおそらく10年くらい前、それも今、日常的に着ている上着よりもかなり手頃な価格のものです。
やはり、使用頻度が少ない服は自然と後回しにされていき、着るたびにそろそろ買い替えなくてはと思うのですが、思うだけでついつい今に至っています。

これはやはり、着るときは常に切羽詰まっているため新しいものを注文する時間がない。
また、あらかじめ用意すると何か悪いことが起きそうな気がする。
なんていう事情もあるのです。

ここのところ考えるのは、これはやはり失礼にあたるのではないかと思うのです。
私の年齢にになると、祝うよりは送るほうが多くなるわけで、洋服関係に沢山先輩のいる私としては、やはり機械の服よりは、手縫いの服を着て送るべきなのではないか、などと感じています。

一年中使えて、座敷に上がっても皺になりにくく、着映えのする礼服。
よし、今年はミラノかナポリのテーラーで一着新調しよう!


IMG_0481.jpg




  1. 2013/03/17(日) 21:29:04|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

日本語のススメ

ある国に滞在していてその国の言葉が理解できないということは不安なものですが、ヨーロッパの人々にとっては比較的日常茶飯事なことのようです。

もちろんバイリンガル、トライリンガルな方もたくさんいるヨーロッパですが、そうでない方も数多い。
そういう方々にとって隣の国の言葉がわからないことは当たり前のことで、うまく自分の意志が伝えられなくて困っている人々をたくさん見かけます。

ヨーロッパの人々は外見上はそう大きな違いがないので言葉だけが通じないのはなにか不思議な気がします。
東洋人ははなからわからないと思われているらしく少ししゃべれるとかなり喜ばれることが多いのですが、それはあくまで初歩的な話でやはりきちんと会話をするためにはそれなりの語学力が必要になってきます。

出来る限る滞在している国の言葉を使おうとしている私ですがお手上げのケースも多く、そいうときに意外と役に立つのは、そう「日本語」です。

出張も後半になるとだんだん面倒くさくなるのか、外国語に交じって日本語連発。
とくの多いのは、「高いよ~」「ダメダメ」「もういいよ」「ぜんぜんわかんな~い」とかこういう種類のことば、少し怪訝な顔はされますが不思議とニュアンスはわかるらしく会話はそのまま自然に進んでいきます。

言葉を発する私の方も心理的に妙に落ち着きが出るというか、意外と短い日本語を色々なケースで使うことは悪くないな、と感じております。

海外で困ったら口ごもるより日本語です。
ぜひ、お試しください。

マラケッシュのロバ
  1. 2013/03/08(金) 18:17:17|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

アルニスよ お前もか・・・

滞在した街で必ず立ち寄る店というものがありまして、毎回ウインドウ眺めたり、たまに
買い物をしたりとても楽しみにしているのですが・・・

今回パリに行くと必ず立ち寄っていたアルニスが閉店とのお知らせ・・・
が~ん・・・いかにもパリらしくてとても良い店だったのにな。

1933年創業のアルニスは、パリ サンジェルマンを代表する紳士服店。
世界中どこに行っても同じような店が溢れる中、「パリ」を色濃く感じさせてくれる個性的な店でした。

ミラノのネリアはすでになく、パリのオールドイングランドなく、ロンドンのコノリーなく、好きな店がどんどんなくなっていく、ほんとうにいい店すくなくなっちゃったな。

さみしい・・

IMG_0331.jpg






  1. 2013/03/01(金) 16:06:52|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

kamakuraya690

Author:kamakuraya690
2005年、8月に青山にメンズインポートウェアのブティックがオープン致しました。
オーナーでバイヤーでもある私が商品の紹介やファッションに関する話題、海外出張での情報などをお知らせいたします。
ぜひご一読ください。

STEVE 石内良樹

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる