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STEVE BLOG 洋服の着方

青山のセレクトショップのオーナーが書くメンズファッションを話題の中心にした日記

ロメオ ソッツィ

ミラノはモンテナポレオーネ通りから一本入った裏通りにロメオソッツィのショウルームはあります。
その通りはいつも通る抜け道なのですが、あるとき「ここは何屋さんなんだろう?」と何の気なしにウインドウ越しに中を見ると、それはそれは素晴らしい家具が並べられていました。

クオリティとモダン、この2つのコンセプトを具現化したような彼の家具は、素晴らしいの一言。
まさに私が頭の中で描くミラノのイメージそのままです。
こんな裏通りに、こんな家具のショウルームがあり、それがビジネスとして成り立っている、イタリアのデザインと職人技の奥深さには本当に感心します。

出来ることなら自宅用にいくつか・・と言いたいところですが、スペース的にも財政的にも今のところ余裕がなさそうなのですが、将来の愉しみとしていつも私の頭の片隅に居座っている家具達です。

http://www.promemoria.com

画像 309
 


  1. 2012/05/25(金) 18:38:34|
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ヘンリークラーク

 元々、50年代~60年代のヨーロッパ文化が好きで、その時代の洋服はもちろん、時計やクルマ、家具などには夢中になってしまいます。

ヘンリークラーク (Henry Clarke) は、60年代にヴォーグなどのファッション誌で活躍したフォトグラファーです。
彼が切り取るファッションシーンには、今は確実に失われた「エレガンス」や「洗練」「本物」を感じることができます。

そのほとんどは女性モデルが被写体ですが、たまにでてくるスーツやタキシードを着た男性もとてもすばらしい。
男性が本当に男らしかった時代が感じられます。

写真集もありますが、インターネットでも簡単にその作品を見ることが出来ますので、ぜひ一度検索してみてください。
お薦め致します。


henry-clarke-89.jpg


  1. 2012/05/17(木) 19:54:41|
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おとなになるということ (ファッションとは関係のない話 その1)

 おとなの男性は大きく分けて二つに分かれるな、と感じています。
少年の心を持っている男性と忘れてしまった男性です。

個人差はあるでしょうが12~3歳になると思春期を迎え、男の子から大人の男性へと一段ずつ階段を上り始めます。
そして、階段を上り続けて・・そうですね、私の場合は、45歳くらいで自分はいま「大人」だなと自覚しました。
そして、それまではまだ階段を上り続けている自覚があるのですが、もうこれからは上るのではなく下っていくのではないかと感じていました。

その様な過程の中で12~3歳の頃の気持ちをそのまま袋に入れて持ち歩いている人とそれをどこかにしまってしまい、すぐには取り出せない人がいるようです。
それは話をしてみると良く分かるのですが、
親しい間柄になることができるのはまず前者のほうです。

子供の頃の気持ちが入っている袋を提げている人でないと、大人になってからはなかなかほんとうの「友達」にはなれないものです。
知り合いで終わってしまうケースがあると「何がちがうんだろう?」と考えていたのですが、どうやらそういうことらしいのです。
そして私にとっては、人間的な魅力を備えていると感じるのも「子供の心」の袋をどこかにぶら下げている方のようです。

袋持ち続けている人としまってしまった人、どこにその分岐点はあったのでしょうか?
それはその人が送ってきた人生に大きな関連がありそうです。自分の好きなように生きてきた人、なかなかそうはいかなかった人、人生は様々です。

いくつになっても新しい友達はうれしいもの、
できたらこの袋はなくさずにいつまでもぶら下げて歩いていきたいものです。


ミルフィーユ 
  1. 2012/05/12(土) 19:24:29|
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習い事のススメ

 ここのところ自分の年齢的なことなのか、いまの経済状況のせいなのか、自分と自分の周りが「より良くなっている感」がないのを感じています。

もちろんいまの日本の社会状況を考えると同じように感じているヒトが多いのかもしれません。
親しい友人たちとの会話でも同じようなコトが話題に上ることが多く、そこに少し凹んでいる我々がいるわけです。

さて、そんなときに我々に何が必要か?
ひとつお薦めしたいのが「習いごと」です。
なにかを習得するということは、自分がより良くなっていることを簡単に実感できるひとつの方法です。

昨日知らなかったことを今日は知っている。
どんな些細なことでも意外にうれしいもので、それがなんであれ、今の我々には「自分が少しでも良くなっている感」が必要なのでは。

「景気が良くならないので自分自身を良くしよう!」
なんていう勢いで何かを始めてみたらいかがでしょうか?

ということで毎週木曜日の閉店後、スティーヴでイタリア語教室を始めます。
(正確に言うともう始めています。)
ご興味のあるかたは御連絡下さい。詳しい情報をお知らせ致します。
あと1~2人はクラスに参加できますよ。


IMG_0790.jpg
  1. 2012/05/04(金) 18:34:43|
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プロフィール

kamakuraya690

Author:kamakuraya690
2005年、8月に青山にメンズインポートウェアのブティックがオープン致しました。
オーナーでバイヤーでもある私が商品の紹介やファッションに関する話題、海外出張での情報などをお知らせいたします。
ぜひご一読ください。

STEVE 石内良樹

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