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STEVE BLOG 洋服の着方

青山のセレクトショップのオーナーが書くメンズファッションを話題の中心にした日記

さそり座の男

 またいつもの無駄使いの癖が出てしまいました。
今回は冬のベネツィアでさそりの置物を購入です。

迷路のような街をふらふらと歩いているうちに一軒のべネツィアングラスの店に行き当たります。なかなかセンスの良い店でオーナーと思しき女性の説明を拝聴します。
店構えは山小屋風の一軒屋、BGMにはなぜか中国語の曲が・・・外は冬のベネツィア、なかなか幻想的な雰囲気です。

もちろんグラス類はたくさんあるのですが目に留まったのはさそりの置物、「また、こんなもん買ってってどこにおくの?」自分で自分につぶやきながら店内を2,3週、気がついたら買ってました。お店の女性は尻尾の先の針がとても壊れやすいからと丁寧に梱包してくれます。

以前、ロンドンのポートベローマーケットにある、ちょっと不気味で、ハリーポッターに出てきそうな、剥製と標本を専門に扱う店で購入したさそりの標本は、スティーヴのフィッティングルームに掛けられています。

べつに試着だけして何も買わなくても刺したりしませんのでご安心ください。(たぶん)


縺輔◎繧垣convert_20100402144255
  1. 2010/03/31(水) 18:12:52|
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フランスの革

 スティーヴで取り扱う革製品はフランスのものが多くなってきました。
ブルゾンのセラファン、バッグのルナール、グラブのコスなどです。
ヨーロッパ各国の革製品はそのお国柄がそれぞれ出ていてなかなか興味深いものがあるのですが、その中で私のお気に入りはメイドインフランスであることが多くなってきました。すこしフェミニンなところが感じられるのですが革製品の持つ特性を考えるとそれもプラスに働くようです。

素材の持つすこしいやらしい質感、ちょっと女性的なデザイン、一口に何色といえない微妙な色使いなどが、ドレスウェアでは男性的な着こなしをお勧めしているスティーヴのスタイルを丁度良く中和させる働きがあるようです。
男性的なツィードのジャケットやフランネルのスーツに少し女性的なしっとりとした質感のペッカリーのグラブやカーフのブリーフケース、なかなかよい取り合わせです。

インターナショナル・インテリジェンス・インディヴィジュアルの三つの「 I 」をスタイルのアイコンにしている(すいません、たったいま思いつきました・・)スティーヴのスタイルにはピッタリです。

自分のスタイルを一つのカテゴリーにあてはめずに色々なものをクロスオーバーさせて個性的なスタイルを作っていく、そういう楽しさがファッションにはあると思います。


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  1. 2010/03/24(水) 17:18:09|
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EDWARD GREEN

 もっとも愛着のあるシューズメーカーといえば、なんといってもエドワードグリーンです。
ロンドンから電車で約1時間、駅に降り立つとノーザンプトンは本当にイギリスの田舎町という感じ。駅前のロータリーで迎えを待つ間、初めて買ったエドワードグリーンのことを考えていました。ミラノのお気に入りのブティックで手に入れたオックスフォードシューズはそれまで履いていたアメリカやイタリアの靴とはまったく違う履き心地。
履けば履くほど味が出るその渋い魅力にとりつかれ、以来ドレスシューズのほとんどがEGになりました。
これほどメーカーのお国柄がはっきりと出るアイテムも珍しいのではないでしょうか。

訪問した工場は「えっこんなところに」という場所にありました。狭い間口を入ると目の前には急階段、横並びのタウンハウスの中に無理やり町工場を詰め込んだような感じです。中には旧式の機械が並び刺青をしたけんかの強そうな男たちがヘッドホーンをしながら黙々と働いています。
女性の姿も目に付きます。パーツを作ったり、ポリッシュをしたり、「へーこんな風に靴は出来上がるんだ~」もう興味津々です。自分の頭の中にあるイギリスを具現化したような工場をうろうろしながら、いわゆるハンドメイドの素晴らしさを実感しました。

それ以来何年取引を続けているのでしょうか。
スティーヴのために特別な革を見つけてくれたり、小ロットでもデザインの変更ができたり、問題が起きたときの対処の仕方、なによりも自分の会社の従業員を思う気持ちと靴づくりへの情熱と誇り、いろいろなことを含めてほんとうに良いメーカーだと思います。
「よしき、支払いが厳しかったら少し待ってあげるわよ」
こんなことを言ってくれる取引先は他にはなかなかありません。

http://www.edwardgreen.com/flash/index.html

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  1. 2010/03/18(木) 19:13:01|
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今週のお言葉

 さて、ありがたい今週のお言葉はコムデギャルソンのデザイナー川久保玲さんのものです。

「いい物には人の手も時間も努力も必要だからどうしても高くなる。いい物は高いという価値観も残って欲しいのです」
http://www.asahi.com/fashion/beauty/TKY200912170283.html

いいぞーいいぞーその通り!
わたしが気に入らないのはいまの「安ければ安いほどよい」という一元的な風潮です。安いものは、安いから得をしたような気がして良いと思うだけで、絶対的な品物の質を問うとやはり安いものに良いものはないと思います。そして現代に生きる大人であれば、その値段の裏にある生産背景(特にその人件費)に思いをはせるべきです。

もちろん「安い」ということは悪いことでありません。でも、やっぱり高いものは良いものだという価値観もあってよいし、いろんな意味で色々な感覚があるということがとても大切です。
「安いもの」「そこそこのもの」「高いもの」いろいろなものがある中で自分の価値観を持って情報に惑わされずに自分が一生懸命働いて稼いだ大切なお金を有効に使うことがとても大事だと思います。

みなさんはどう思いますか?


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  1. 2010/03/10(水) 19:04:19|
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スーパーハンドドライヤー

 ミラノ マルペンサ空港のトイレにあるハンドドライヤーはダイソン製。
そのパワーはいままで使ってきたハンドドライヤー中でも最強です。おそらく3秒くらいで手が乾き、その後は風圧でよろけそう・・・これだったら頭も乾かせそうです。(もちろん頭は洗いませんでしたが・・というか頭があの隙間に入らない。)

結構海外のトイレでは面白いものを見つけることが多く、下の写真はリスボンのグランカフェの男性トイレの表示です。このポーズと表情がなかなかの出来で、うちの息子(小六)にバカうけしてました。
人間すべてに共通の生理的な現象であるトイレという場所は、あまり生真面目なものよりもそこにユーモアやアイデアなどのセンスを感じるとその国自体も好きになりそうです。

けっこう悩むのが水を流すスイッチです。足でボタンを踏むもの、下がっている紐を引っ張るもの、レバーを引くもの様々です。イタリアでは、まったくそれらしいものが見あたらず何度かそのままで出てしまったことも・・・でも日本のように自動で流れたりするのもかなり珍しいと思います。

こういう日常的な場所でチョット面白いものに出会えるのも旅の大きな楽しみの一つです。


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  1. 2010/03/02(火) 18:08:58|
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プロフィール

kamakuraya690

Author:kamakuraya690
2005年、8月に青山にメンズインポートウェアのブティックがオープン致しました。
オーナーでバイヤーでもある私が商品の紹介やファッションに関する話題、海外出張での情報などをお知らせいたします。
ぜひご一読ください。

STEVE 石内良樹

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