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STEVE BLOG 洋服の着方

青山のセレクトショップのオーナーが書くメンズファッションを話題の中心にした日記

MY FAVORITE

 カシミアのネクタイの良さはその発色と素材の柔らかさにあります。シルクのネクタイを締めるとキリッとして身が引き締まる思いがしますがカシミアのネクタイはまったく別。フワーとしてまるでマフラーをしているかのような気分になります。もともと厚手の素材の上着が好きなのでチョット無骨なツィードのジャケットにふんわり柔らかなカシミアのネクタイをするのがとても良いのです。コーディネイトも発色がソフトなのでけっこう派手な色合いでもうまくまとまります。まだまだカシミアタイをしている方を街で見かけることは少ないですが、人とチョット違う装いをしたい方にはピッタリ、中でもミラノのニッキーのカシミアタイは秀逸です。強くお勧めいたします。

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  1. 2008/12/24(水) 13:57:24|
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接客の心得 その2

 昨今の急激な円高によってヨーロッパからのインポートウェアを扱っているお店では声高に「円高還元」が言われております。
 多分それくらいしかポジティブなセールストークがないからなのですが、円安が続きプライスがどんどん上がっていたときにわれわれはどうしていたかを考えるといささかフェアではない様な気がします。
 専門の接客のレクチャーを受けたことがない私ですが常に頭においている言葉に「フェアネス」と言うことがあります。
 お客様に対して媚びず威張らず対等な関係を築き上げたい。たくさん買ってくださる方にもそうでない方にも同じ姿勢で相手をしたい。こちらが自信を持って薦められる商品をお渡ししてその分の適正なお金を頂く。そのような関係が理想的な店とお客様の関係だと考えておりますし、そのような関係を一人でも多くの方と築きあげることができれば私の店は成功だと思います。


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  1. 2008/12/16(火) 20:10:44|
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聖夜のお客様

 あれは店をオープンして最初の冬、クリスマスが近い寒い夜のことでした。やはりお店と言うものはオープンしてしばらくは売上がさっぱりで、この商売をこのまま続けていけるのだろうか、という大きな不安を抱えながら迎えた年の瀬でした。「この通りを歩いている人のうち何人かでも店に入ってきてくれればなぁ」などと考えながら表通りを見渡していると一人の初老の男性が店に入ってきました。もうすぐ閉店時間でこのままで行くと今日も売上がない、と言う状況でしたのでとてもうれしかったのを覚えています。
「あのよ、このマネキンがきている革ジャンはさ、いくらすんの?」そのお客様はいいました。その恰好は明らかにうちで取り扱っている洋服とは異質です。というか上下汚れたジャージです。そしてほのかに嗅ぎ覚えのある饐えたような匂いが・・この匂いは・・・えー・・
「税込で365,400円です。」私が申しあげると「おっ!やっぱいい値段すんな、これ舶来?」「はい。フランス製です。」「そうかい、いまよ、手持ちがチョット足んないから、これからかみさんに電話して残りを持ってきてもらうからよ。それまで外でタバコすって待ってるよ。」
そういい残すとその男性は外に出て行きました。
 まぁ普通に考えると戻って来るわけのないお客様なのです。ただ私の心のどこかに、ほんの数パーセントですが、ひょっとしたらと言う思いは消えないのです。ましてやもうすぐクリスマス。ほらよく映画とかであるじゃないですか、ああ見えてあの男性は大金持ちであったり、もしくは実は神様のなり代わりで私を試していて、辛抱強く待っているととてつもないご褒美が届いたり・・・まぁふと我に返るとこんなことを考えてしまうこと自体が人間の弱さのような気もします。
さっさと店を閉めればよいものを15分も待っている自分が我ならが悲しいわ、とつぶやきながら寂しい夜は更けていきます。
メリークリスマス!


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  1. 2008/12/11(木) 15:23:05|
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晩秋の風情

 11月終わりから12月初めにかけては、晩秋の風情と言うようなものが感じられる季節であります。中でも夕刻、雨上がりの街に街燈の明かりが点くか点かないかのころ、人々は少し足早に家路を急ぎ、家々の温かみのあるオレンジがかった明かりが郷愁をそそります。家では夕餉の準備が始まっており、暖かいスープやシチューの香りが漂ってくるようです。クリスマスのイルミネーションや音楽の中、ツィードのコートの襟を立てて革手袋をして街をぶらぶらすると一人でもとてもロマンチックな気分に浸ることができます。写真はパリ、サンジェルマンのお気に入りの広場。センターサークルの街燈と立ち木がなんともいえず魅力的な場所です。

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  1. 2008/12/02(火) 15:58:38|
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プロフィール

kamakuraya690

Author:kamakuraya690
2005年、8月に青山にメンズインポートウェアのブティックがオープン致しました。
オーナーでバイヤーでもある私が商品の紹介やファッションに関する話題、海外出張での情報などをお知らせいたします。
ぜひご一読ください。

STEVE 石内良樹

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