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STEVE BLOG 洋服の着方

青山のセレクトショップのオーナーが書くメンズファッションを話題の中心にした日記

それ持ってるじゃない!

それ持ってるじゃない!
これは、男性が服を買う時にもっとも言われたくない言葉の一つです。

レディースに比べてアイテムが少なく、ベーシックなデザインが多いメンズウェアは、自分の好みの色を選ぶとどうしても似たようなものになってしまいます。

これ致し方のないことで、かといって着たことのない色を試着してみるとこれがまた似合わないのなんの・・・
ということで、「今あるものが少し古くなったから」とか「着る機会が多いからもう一つあった方が・・」なんて自分に向って呟きながら新しい(が、けして目新しくはない)ものを買い求めるのです。

ただ、確かに少しの違いが大きな違いで、身頃の長さ、シェイプ、色の濃淡、ほんの少しの違いが大切なのです。

そして、同じようなものを着続けている自分には、やはり自分のスタイルがあるのではないか、などと考えると、「フムフム」とつぶやき、少しだけ男前が上がったような気がするのです。

だから、お願いです。
どうか、レジの前で言わないでください。

「それ持ってるじゃないの!」と。


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  1. 2013/05/25(土) 12:13:44|
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屈辱のミラマー

 原則として出張中は、その土地の料理を食べるようにしています。
別に高級グルメというわけでもないので、イタリアではトラットリア、スペインではバル、フランスではビストロに行くことになります。
まぁその土地の普通においしいものが大好きなわけです。

しかし、ここのところこの原則を守るのが難しくなってきているのを感じていました。
これは年齢的なことからくるのかもしれないのですが、ナポリでピザを食べ、フィレンツェで肉料理を、パルマではハムとチーズを、ミラノではリゾットを食べまくっていると、たんだん胃が疲れてきます。
以前はまったく問題なく最終目的地での料理までおいしく食べられていたのですが・・・

今回もパリに着くと食欲がありません。
パリには、お気に入りのビストロがあり、半年ぶりにそこで食べるのを楽しみにしていたのですが・・・
仕事を終え、サンジェルマン大通りを歩きながら思いました。
「あ~中華が食べたいな~それも汁そば!」

そして突然、以前行ったことのある中華がこの近くにあることを思い出しました。
そして、そのことを考え始めるともうどうにも止まりません。

「あ~あ~中華が食べたいな~それも汁そば!」
歌うようにその文句を唱えながら、頭の中は、そこの「ワンタンスープ」のことで一杯・・・
そして、ありました。まだ、同じ場所に。「美麗華酒家」ミラマー!

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うめー!!!
まじ うめー!!
こんなにも自分がこの味に飢えていたとは驚きです。
あっというまに完食。

しかし、なにか大切にしていたものをなくしてしまったような・・なくしてはいけないものが自分の中から逃げて行ってしまったような・・そんな気がして、少し落ち込みながらとぼとぼとホテルまで帰るのでした。







  1. 2012/03/23(金) 14:51:58|
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洋服を買わない50の理由

「服は沢山持っているしな、クローゼットもいっぱい、もう入りきらないよ。」

「子供の学費と住宅ローン、そんな余裕ないよ。俺の服は一番後回しだもの。」

「着ていくところがないんだよ、いいジャケット買ってもさ。かみさんとも食事に行かないし、ガールフレンドもいないしね。」

「おしゃれに興味がなくなったね。この年になるともう服なんでどうでもいいよ、その辺にあるものを着てます。」

「今それどころじゃないでしょ。」

数々の服を買わない理由を鑑みたうえで、それでも「着るということ」に対する情熱を失わずに、服を買いに来てくださる方々を熱烈に歓迎致します。

東京セレクトショップスタッフ一同


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  1. 2011/04/15(金) 12:35:56|
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ラッキョウの皮むき

 さて、秋冬シーズンを迎え、昨年着ていたスーツを取り出してきました。
早速試着をしてみると「あれ~おかしいぞ。パンツってこんなに太かったけ、それに股上も深くてちょっとさえないぞ、よしお直しをしよう!」

というわけで「股上を浅く」「スラックスを全体的に細く」しました。
上がってきて早速試着、「あれれ~おかしいぞ。こんどはやけに上着が大きく見える。これじゃカッコ悪いな。もう一度お直しだ!」

こんどは上着の肩を少し小さくしてバランスをとりました。これでバッチリ。
上がってきて試着をすると「あれれれ~おかしいぞ~こんどは上着の丈が長く見える。最近は着丈短めだもんな。上着丈を少し詰めよう!」

こんどは完ぺき。さぁ着るぞ~「あれれれれ~へんだぞーズボンのスソがやけに長い、そうか形を変えたから長く見えるんだ。ズボンを短くしなくちゃ、最近は短めがはやりだしな。」
こんどはスラックスの丈をお直し・・

こうやって延々とお直しが終わらないことはよくあることで、やはり既製服の元々の形というものは総てバランスの上に成り立っているのだな、とつくづく感じさせられるのでした。

皆様も「お直し」は慎重に。


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  1. 2010/09/22(水) 14:43:29|
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夜の青山ブックセンター

 私の好きの場所の一つに夜の青山ブックセンターがあります。

ちょうど自分の店と表参道の中間に位置するこの本屋さんは品揃えが素晴らしく、ファツション関係の本も非常に充実しています。
もともと書店の雰囲気が好きなうえに、常に海外のファッションマガジンのチェックを怠らない私にとっては理想的な本屋さんなのです。

真っ暗なビルの間をエスカレーターで降りて行くと、灯りがともる青山ブックセンターが見えてきます。私にとっては書店というよりは都会の喧騒から逃れられるシェルターという雰囲気でしょうか。
自分の店を出るときに抱えている仕事上の悩みを、青山ブックセンターに寄って洋雑誌を立ち読みすることによって、家に持ち帰らないで済むという、素晴らしい効果と共に平日の夜にはライブ演奏もあったりして、いるだけでも楽しい。

柄にもなく素敵な絵本とかを見つけたりもします。
この時間に来ている人たちもなかなか個性的なカンジ、まさに私の中のでの「青山」を具現化している場所なのです。
一時は経営難も取りざたされたので心配です。
ガンバレ!青山ブックセンター!!


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  1. 2010/06/11(金) 17:00:00|
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プロフィール

kamakuraya690

Author:kamakuraya690
2005年、8月に青山にメンズインポートウェアのブティックがオープン致しました。
オーナーでバイヤーでもある私が商品の紹介やファッションに関する話題、海外出張での情報などをお知らせいたします。
ぜひご一読ください。

STEVE 石内良樹

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